アパートの雨漏りの修理はどうすれば良い?部分修繕で十分です!
不動産投資のリスクの一つとして挙げられる雨漏り!
中古の1棟マンション・アパートを買った瞬間から雨漏り!というのは10回に1回あるかないかの不幸かと思いますが、どの物件もいずれは経年劣化により雨漏りが発生します。
その際の対処方法について解説します。
経年劣化による雨漏りは火災保険でカバーできない
まずひとつ重要なこととして、
経年劣化による建物外部からの雨漏りの漏水は全て火災保険の対象外になります。
ですので、自己資金で修繕するしかありません。
その点ご注意ください。
雨漏りで火災保険が降りる場合は、台風などの自然災害で屋根などが破壊されて漏水したなどの場合になります。
雨漏りは事前に対策しておくべきか?費用は?
雨漏りが起きたときは、
「あー起こる前に定期点検して修繕しておけば良かったー」
なんて後悔してしまうかもしれませんが、
それは不動産投資家として今がどういう時期かによります。
物件棟数を増やしたい拡大期であれば、
手元にたくさん現金があることが何より重要ですので、
雨漏りの事前対策は必要ありません!
なぜなら雨漏りは起こる度の都度対策つまり「部分修繕」で大抵こと足りるからです。
起こった箇所だけの漏水対応で10万円~40万円くらいで大抵その場はしのげます。
管理会社によっては、
「今後どんどん同じような事故が発生すると思うので、
一気に全部直した方が良いです!」
なんて言ってくると思いますが、
今は投資家として手元に現金をたくさん持っていたいのですが、
本当に全部直したほうが良いのですか?
とストレートに聞いてみると良いでしょう。
管理会社とそういったことを腹を割って話し合えるように
日頃の関係を構築しておくのがベストですね
私は一度、屋上の防水シート全体を貼り替えたことがありますが、
それは以前、漏水箇所だけの対処をしていた物件で、
対処後、短い期間にもう一度漏水が発生したので、管理会社さんと業者さんと話し合って、
「これは流石に全体をやらないと何度も漏水が起こってしまう」
と決めたため屋上全体の施工をしました。
屋上全体の施工は屋上の広さにもよりますが、何百万円もの支出になると思いますので、
かなり慎重になって良いと思います。
大抵のことは10万円~40万円くらいのその場対応の「部分修繕」でしのげますので、
管理会社の言いなりにならないようにご注意ください
雨漏りになったら業者はどうする?
雨漏りの対応ですが、
管理会社さんも何度も対応されているはずですので、
基本的には管理会社さん任せで良いでしょう。
修繕は管理会社さんの貴重な収入源ですので、管理会社さんにお仕事を回して、
その分しっかり客付けで頑張ってもらうというのが良いのではないでしょうか?
- いやいや客付けは管理会社じゃなくて自分でやってるんだ
- 管理会社の出す見積もりはどうも信用できない
という場合は
こちらの「雨漏り110番」にご相談されると良いと思います。
私が先程解説したように、
雨漏り修理110番さんでは「雨漏りした部分だけを修理する」をモットーにされていますし、
料金の目安も示されていますので、参考になります。
管理会社からの見積もりに対する相見積もりにしても良いでしょう!
現地調査&見積もりだけなら無料ですのでおすすめです!
まとめ:アパートの雨漏りの修理はどうすれば良い?
収益不動産のリスクとしてよく取り上げられる雨漏りの修理に関して解説しました。
手元に現金をたくさん持っていたい状況であれば、
雨漏りは壊れたところだけの「部分修繕」をすれば良いでしょう。
基本的に都度対応で済ましたことによって、その後、大問題になった!ということは私は一度もありません。
壊れたところだけの修理であれば10万円から40万円程度ですみますので
それほど大騒ぎする修繕ではありません。
どうしても大規模修繕が必要なときがごくたまにありますが、
その際はタダでは転ばず、地元の信金に融資を申し込んで銀行開拓に利用すれば良いでしょう。
まずは管理会社もしくは専門業者から費用の見積もりをとって、
よくわからないから不安です。という状況から一歩前に進みましょう!
存外大したことないということが多いです。
最後までお読みくださりありがとうございました!