固定資産税の支払いにアメックスをおすすめできない理由
ホテル・レストラン・旅行などの充実した特典で知られるアメリカン・エキスプレス
アメックス・プラチナ、アメックス・ゴールド、ANAアメックスなどが人気がありますが、
アメックスカードで固定資産税を支払うとでかなり損をしてしまうデメリットが一点ありますので、そのデメリットについて解説したいと思います。
- アメックスで固定資産税の支払う際のデメリット
- デメリットを受けるアメックスのカードの種類
- 固定資産税の支払いにおすすめのクレジットカード
もくじ
アメックスカードの致命的なデメリットは納税だとポイントが半減
私が、固定資産税の支払いにアメックスカードをおすすめできないデメリットは、
ずばり
「固定資産税の支払いではポイントの還元率が半減してしまうこと」
これにつきます。
アメックスのポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」では通常100円につき1ポイント
ですが、
納税だと、200円で1ポイントしかもらえないです。
通常1%の還元率が、納税だと0.5%になってしまいます。。。
これだとそこらの年会費無料の一般カードと変わらないですよね。。。
アメックスカードでポイントが半減する納税の種類
詳しくはこちらのページに記載されていますが、
アメックスの加算対象外・100円=1ポイントとして換算されない加盟店
アメックスカードでポイントが半減する納税は以下の通りです。
まぁカードで払える納税全部半減ということです。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税(連結納税を含む)
- 地方法人税(連結納税を含む)
- 地方税 ふるさと納税・寄附金等
- 都道府県民税(個人・法人)
- 市区町村民税(個人・法人)
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 都市計画税
納税の出費って結構大きいです。
特に固定資産税は10万以上はしますから、せっかくならカードでガッチリポイント貯めたいですよね。
ですので、固定資産税やその他納税の支払いをむざむざポイント還元率が半減するアメックスカードで支払うことは無いかなぁと思います。
納税でポイントが半減するアメックスカードの種類
アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」が適用されるカードが対象になります。
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- プラチナ・カード
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- スターウッド プリファード ゲスト・ アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
以上のカードは納税でポイントが半減します。
納税でポイントが半減しないアメックスカードの種類
ちなみに、ライセンス提携カードであり、
アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」が適用されないカードは、
納税でもポイントが半減しないです。
- JAL アメリカン・エキスプレス・カードはJALマイレージバンク
- セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは《セゾン》永久不滅ポイント
- 楽天カードアメリカン・エキスプレス・カードは楽天スーパーポイント
のポイントプログラムが適用されるので、納税でポイントが半減することはありません!
- ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード
はライセンス提携カードではなく、提携カードですが、「STACIA」ポイントプログラムが適用されるので、納税でもポイントは半減しません。
固定資産税の納税におすすめのカード
固定資産税は少なくとも年間10万円以上、人によっては100万円以上の高額出費です。
せっかくだからカードでガッチリポイント貯めたいですよね。
クレジットカードでの納税は手数料が発生するので最低でも還元率1.0%以上のカードで支払わないと逆に損してしまいます。
ですので私はアメックスカードでの固定資産税の納税はおすすめしません。
(固定資産税のクレカ払いの手数料に関してはこちらの記事をお読みください→固定資産税をクレジットカードで支払うメリット)
私のオススメは以下の4つです
カード | 納税時還元率 | 還元率(%) | 貯まるポイント | ポイントの価値 |
SPGアメックス | 200円ごとに3ポイント | 1.5% | ホテルポイント | 1ポイント=1円~2円 |
ANA VISA プラチナ プレミアム | 100円ごとに1~2マイル | 1.5~1.8% | マイル | 1マイル=1円~10円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカード | 100円ごとに0.5マイル ( |
1.125% | マイル | 1マイル=1円~10円 |
リクルートカード | 100円ごとに1.2ポイント | 1.2% | リクルートポイント | 1ポイント=1円 |
アメックス好きならせめてSPGアメックスで納税
最初のおすすめはSPGアメックスカードです。
アメックスは納税するとポイントが半減すると言ってたのに、
なぜSPGアメックスカードをおすすめするの?と思われるかもしれませんが、
アメックスの充実した特典はやはり魅力的です。
アメックス好きな方であれば、
SPGアメックスカードなら、固定資産税の支払いでポイント半減したとしても、ホテルのポイントしてみれば還元率1.5%もあるじゃないか!
という見方をすることもできますので、おすすめの一番にあげてみました。
1円以上の価値のあるマリオットポイントが1.5%の還元率ですから、他のカードと比べても十分良い還元率と言えます。
ちなみに私はこの間、東京都の不動産取得税を納税したのですが、
ポイントが半減してもSPGアメックスでいいや。と思ってSPGアメックスで納税しました。
このカードはとにかく特典がたくさんあるので、
納税でポイント半減したとしてもおすすめできますね。
- カード利用100円ごとに3ポイント貯まって、マリオットグループのホテル宿泊に利用可能。ホテルポイント還元率3%!
- マリオット系列宿泊の決済で100円ごとに6ポイント貯まる。ホテルポイント還元率6%!
- カード作成するだけでMarriott Bonvoyゴールドエリート会員になるので、会員割引、お部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、宿泊によるボーナスポイントなどのが会員特典が利用可能
- カードを毎年継続するごとに世界各地のマリオット系列ホテルで利用可能な無料宿泊券一泊一室(2名様まで)をプレゼント(実質年会費は無料!)
- 40社以上の航空会社へのマイル交換が可能(2021年1月時点で42社)ANAへもJALへも交換可能!
- マイル還元率1.25%!(光熱費、納税では還元率0.625%)
またポイントがホテルだけでなくていろんな航空会社のマイルに変えれて使い勝手が最高です!
マイルやポイントを分けて貯めるのは面倒!
使いたいときに自由に使い分けたい!という方はSPGアメックスカードに納税も含めてカード決済を全部まとめてしまってよいと思います。
高級ホテルに泊まりたい!マイルは貯めたいけどJALとかANAとか決めてないという方は
SPGアメックスカード(ホテルポイント還元率3%、マイル還元率1.25%、ただし納税時0.625%)で使いたいときに好きなポイントに振り分けるのが良いですね!
SPGアメックスカードは紹介による入会が一番オトクです。今スグ申し込みたい方は紹介URLを紹介しますのでこちらをクリック!
SPGアメックスは本当にめちゃくちゃ特典があるお得なカードです。
気になる方はぜひこちらのSPGアメックスカード紹介記事をお読みください!
特典が多すぎて、この記事を書くのに普通のカードの3倍時間がかかりました(笑)
納税で一番高還元なカードはANAマイルが貯まるANA VISAプラチナ プレミアムカード
納税で還元率が一番高いカードは、ANAマイルが貯まる
ANA VISAプラチナ プレミアムカード です!
私は納税は全部このカードを使っています。
ANA VISAの最上級カード、ANA VISAプラチナ プレミアムカード!
通常の買い物、納税、もちろん固定資産税も還元率は1.5%!
100円につき、1.5マイルたまりますから、固定資産税100万円納税すると15,000マイル
これだけで国内線の往復特典航空券をゲットできます!
納税して、タダで沖縄旅行!というのは納税の苦痛をかなり和らげてくれます!
また、ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、
マイ・ペイすリボというリボ払いのサービスを使うと、
月100円以下の手数料でマイル還元率3%アップ!驚異の1.8%還元!
になります。
こちらの方法について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧になってください!
この還元率はANAカード全体を見てもトップクラスです。
またカード限度額は原則300万円からとなっていますから、
固定資産税の支払いが年間100万円以上、
4期に分けても納税月に20万から30万以上納税するという高額納税者の方には特におすすめです。
納税付きに限度額が足りない!というリスクはほぼゼロです!
気になる年会費ですが、
年会費80,000+消費税10%の8,000=88,000円になります。
高い!と思うかはあなた次第なのですが、
目安としてマイルに換算して考えてみましょう。
1マイルの価値を平均4円と考えます。
そうすると88,000円分のマイルは88,000円÷4円/マイル=22,000マイル
年間22,000マイル以上貯めるのにいくらかかるかで、年会費が高いかどうかを計算すると、
まず、ANA VISAプラチナ プレミアムカードには、
自動継続すると毎年10,000マイルプレゼント
というボーナスがあります。
なので、
1年間で、22,000マイル-10,000=12,000マイル以上貯めれればお得!
になり、
100円につき1.5マイル貯まりますので、
12000マイル✕100円/1.5マイル=800,000円
年間800,000円以上、納税・買い物すれば年会費は回収!
となります。
固定資産税の納税の決済手数料など厳密な計算をすると、もう少し納税・買い物する必要があると思いますが、
マイルの価値も低めで計算していますし、
この記事では詳細は書きませんが、ANA VISAプラチナ プレミアムカードですから、
最上級カードであるプラチナカードの特典てんこ盛りです!
- ANA国内ラウンジ使用可能
- プライオリティパス無料
- コンシェルジュサービス
- 国内・海外旅行保険の自動付帯
- 海外WiFiレンタル・空港手荷物配送の割引
以上のことから、
私は、固定資産税・納税をクレジットカードに切り替えようと思っている方には、
ANA VISAプラチナ プレミアムカードをオススメします!
【2024年3月15,400マイル!】ANA VISAプラチナ入会で一番お得なキャンペーン、ポイントサイトは?マイ友の並行活用は必須!
JAL派の固定資産税の支払いはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカード
JAL派の方でJAL アメリカン・エキスプレス・カードをお持ちの方は、
JAL アメリカン・エキスプレス・カードで納税してもJALマイルの還元率は半減しません。
ただ、納税で一番JALマイルがたまるのは
こちらのセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードになります。
【2024年3月37,000円】セゾンプラチナビジネスのお得な入会キャンペーン徹底解説!ポイントサイトより紹介プログラムが断然お得!
8月中旬にセゾンプラチナビジネスに入会して10月よりクラッセレベル6になりました。やったのはau payでの四半期税金払いと公共料金の払い込み。各物件の固定費をこのカードに集約です。
今月からマイル還元率1.375+ポンタ還元なので安心してカード使いますw pic.twitter.com/EfeqORzOYF
— エンゲル部長👼土地から新築RCx事業 (@Engel_0510) October 2, 2021
持ち家などの50万円以下の納税はリクルートカード
50万円の納税だと貯まるポイントは1%で5,000ポイントくらいです。
そのために1万円以上の年会費は払いたくないなと言う方は
無料でポイント還元率が1.2%と高還元なリクルートカードがおすすめです!
年会費ゼロ円で、固定資産税の納税でも還元率が減らずに高還元率は嬉しいです。
還元率1.0%だと50万円の納税で5,000ポイントですが、
還元率1.0%だと60万円の納税で6,000ポイントで、1,000円も違います!
年会費ゼロ円なので1,000円まるまるお得!になります。
もらえるリクルートポイントもPontaポイントに変えて使えますから、いろんなお店で使えますね!
アメックスで固定資産税を払っても良い例外パターン
アメックスでは大量マイルがいきなりゲットできる入会キャンペーンを常時やっています。
その際には3ヶ月以内にカード利用額が〇〇万円以上という条件が大抵入っています。
カード利用の条件は時期によってコロコロ変わるのですが、3ヶ月以内に50万円利用とか70万円利用とかくらいが多いですね。
日常生活の費用を全部クレジットカードで支払ってるとしても、
3ヶ月以内に50万円以上の決済が必要となると、特別な高額な買い物などを織り交ぜる必要があると思うのですが、
それって3ヶ月以内に計画的にできますか?というとなかなか難しい方もいらっしゃると思います。
その点、固定資産税は1年間の支払いを4期に分けた請求書をまとめて5月くらいに郵送してくれるので、支払いの計画が立てやすいです。
入会キャンペーンのカード利用額に対して1期分の支払いでは足りないのであれば2期分まとめて支払えばいいですし、
1年間の支払い(4期分)を一気に払っても良いわけですから。
それにどうあがこうと、その年に絶対支払わなければいけないお金ですしね(笑)払わないと脱税ですからね(笑)
実際、私はアメックスの入会キャンペーンのカード利用条件は固定資産税でクリアしました。
9月くらいに入会して、固定資産税の10月支払い分と12月支払い分を一度にアメックスで決済して、
カード利用条件を一気にクリアしたと思います。
「カード利用条件クリアしたかなぁ」とか計算しながら生活するのもめんどくさいので、
私的には楽チンでおすすめの方法です。
高額かつ絶対にしはらわなければいけない固定資産税の納税を利用して、
入会キャンペーンのカード利用条件をクリアして、
一気に大量マイルを貯めるという場合に関しては、アメックスカードでの納税は大いにありだと思います!。
アメックスに入会して大量マイルゲットに興味のある方は以下の記事を参照ください
まとめ:アメックスは固定資産税でポイントが半減、納税するならせめてSPGアメックスで!
アメックスカードは、固定資産税などの納税でもらえるポイントが半減してしまうため、
納税にはおすすめしないという内容でした。
アメックス好きの方はせめてSPGアメックスカードで支払うのが良いですね。(ポイント還元率3.0%、納税で半減しても1.5%)
また、
アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」が適用されないアメックスカードは、納税でもポイントが半減しないのでご安心ください。
以下のカードは納税でポイントが半減することはありません!
- JAL アメリカン・エキスプレス・カードはJALマイレージバンク
- セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは《セゾン》永久不滅ポイント
- 楽天カードアメリカン・エキスプレス・カードは楽天スーパーポイント
また、固定資産税の納税でおすすめのカードとして以下のカードをおすすめしました。
カード | 納税時還元率 | 還元率(%) | 貯まるポイント | ポイントの価値 |
SPGアメックス | 200円ごとに3ポイント | 1.5% | ホテルポイント | 1ポイント=1円~2円 |
ANA VISA プラチナ プレミアム | 100円ごとに1~2マイル | 1.5~1.8% | マイル | 1マイル=1円~10円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカード | 100円ごとに1.125マイル | 1.125% | マイル | 1マイル=1円~10円 |
リクルートカード | 100円ごとに1.2ポイント | 1.2% | リクルートポイント | 1ポイント=1円 |
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