国税の支払いにアメックスをおすすめできない理由
ホテル・レストラン・旅行などの充実した特典で知られるアメリカン・エキスプレス
アメックス・プラチナ、アメックス・ゴールドプリファード、ANAアメックスなどが人気がありますが、
アメックスカードで所得税や法人税を支払うとかなり損をしてしまうデメリットが二点ありますので、そのデメリットと回避方法について解説したいと思います。
- アメックスで国税の支払う際のデメリット
- デメリットを受けるアメックスのカードの種類
- アメックスでの国税支払いのデメリットを回避する方法
- 国税の支払いにおすすめのクレジットカード
もくじ
アメックスカードの致命的なデメリットは納税だとポイントが半減
私が、国税の支払いにアメックスカードをおすすめできないデメリットは、
ずばり2点
- 国税の支払いではポイントの還元率が半減してしまうこと
- 一部提携カードで年間300万円以上の国税の支払いにはポイントがつかない。還元率0%
これにつきます。
アメックスのポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」では通常１００円につき１ポイント
ですが、
納税だと、200円で1ポイントしかもらえないです。
通常1%の還元率が、納税だと0.5%になってしまいます。。。
これだとそこらの年会費無料の一般カードと変わらないですよね。。。
さらに一部提携カードでは年間300万以上の国税の支払いにはポイントがつきません
高額納税者や会社経営者狙い撃ちの改悪です（2024年1月1日より）
アメックスカードでポイントが半減する納税の種類
詳しくはこちらのページに記載されていますが、
アメックスの加算対象外・100円=1ポイントとして換算されない加盟店
アメックスカードでポイントが半減する納税は以下の通りです。
まぁカードで払える納税全部半減ということです。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税（連結納税を含む）
- 地方法人税（連結納税を含む）
- 地方税 ふるさと納税・寄附金等
- 都道府県民税（個人・法人）
- 市区町村民税（個人・法人）
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 都市計画税
納税の出費って結構大きいです。
所得税、法人税などは高額納税者にとっては大変な出費ですから、せっかくならカードでガッチリポイント貯めたいですよね。
ですので、国税やその他納税の支払いをむざむざポイント還元率が半減するアメックスカードで支払うことは無いかなぁと思います。
納税でポイントが半減するアメックスカードの種類
主にアメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」が適用されるカードが対象になります。
一部提携カードも納税でポイント半減です
- アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
- ゴールド・プリファード・カード
- プラチナ・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは《セゾン》永久不滅ポイント
- 楽天カードアメリカン・エキスプレス・カードは楽天スーパーポイント （還元率0.2%）
以上のカードは納税でポイントが半減します。
納税でポイントが半減しないアメックスカードの種類
納税でもポイントが半減しないカードは数が少なくなってきましたが
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード
- ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード
は納税でもポイントは半減しません。
国税のポイント付与が年間300万円までのアメックスカードの種類
詳しくはこちらのページに記載されていますが、
以下の提携カードは年間300万円までの国税の支払いにしかポイントがつきません
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
アメックスがお好きな高額納税者はプロパーカードへの切り替えをおすすめします！
アメックスでの国税支払いのデメリットを回避する方法
さて わーわー言うとりますが
アメックスでも国税の支払いをお得にやる方法が残っております
さらに実のところ他のカードで納税するよりもオトクなくらいです！
それはズバリ！amazon payによる国税の納税です！
手数料ゼロ円！
還元率3%（プロパーカードでメンバーシップ・リワード・プラス加入時）
というとんでもないお得な納税です
やらない理由はまったくないのでぜひおすすめします
アメックスでお得に国税を支払う仕組み
- アメックスでAmazonギフトカードを購入
- Amazonギフトカード残高にチャージ
- 国税のスマホ払いのページで支払い
通常の国税クレカ払いの手数料0.8%がスマホ払いなら手数料0%！
還元率も3.0%！
アメックスでお得に国税を支払う手順
1.アメックスでAmazonギフトカードを購入しチャージする
Amazonギフト券はアメックスで購入してもポイント半額になりません！
なのでアメックスプロパーカードなら最低でも還元率1.0%！
メンバーシップ・リワード・プラスに登録していると還元率3.0%でポイントがもらえます
（ボーナスポイントは上限500万円利用まで。ゴールドプリファードは50万円利用まで）
ヒルトンアメックスもマリオットアメックスもANAアメックスもポイント半減せずにAMAZONギフト券は買えますよ！
やはり高額納税者は特典てんこ盛りのプラチナカードに入会するか
オトクな納税だけを考えて アメックスグリーンカードに入会して年会費3,300円のメンバーシップ・リワード・プラスに登録するのがお得ですね！
こちらからAmazonギフトカードを購入すると直接残高にチャージしてくれます
2.国税スマートフォン決済用サイトで納税する
スマホ決済で国税を納税する手順は以下の通りです！
- 国税スマートフォン決済用サイトにアクセスする
※スマートフォン専用サイトで、PCからアクセスするとエラーが表示されます。
ちなみにamazon payでの1回の納税上限額は50万円ですが
心配ご無用！
納税額が100万円なら同じ作業の2回繰り返せばよいだけです！ - 注意事項に同意
- 支払い方法を選択
amazon payを選択してください
- 氏名、住所、整理番号、納付先税務署、メールアドレスを入力する
- 納税する国税の種類を入力
所得税は「申告所得税及復興特別所得税」を選びます
「法人税」「地方法人税」は「全て見る」をクリックすると出てきます
- 納付税目、課税期間、申請区分、納付税額の入力
- 納付情報の確認
- 納付内容を確認し、納付ボタンを押して納付完了！
以上です！
簡単ですね！
これで手数料が0円、ポイントが貯まるので
アメックスで国税を納税するならamazon payの納税が本当にお勧めです！
納税前に以下のことは忘れないでくださいね！
Amazonギフトカードを購入して残高にチャージしておくこと！
アメックス以外で納税におすすめのカード
さて上記のように
アメックスでも国税はお得に納税することができるのですが
使えるのは国税（所得税、法人税、地方法人税など）だけなので
固定資産税などの地方税には使えない！
というデメリットがあります
固定資産税は少なくとも年間10万円以上、人によっては100万円以上の高額出費です。
せっかくだから固定資産税もガッチリポイント貯めたいですよね。
ということでアメックス以外に納税用のカードを作るのであれば
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
もしくは - ANA VISA プラチナプレミアムカード
をおすすめします！
私のオススメはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカード
私がオススメする納税にイチオシのカードは、
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードです
年会費22,000円の低コスト！
2024年1月11日からの改悪により、クレジットカードでの納税時のJALマイル還元率は半減してしまって0.5%ですが
スマホによる国税の支払いでauPayを使用すると手数料0円、かつ通常の1.125%の還元率に0.25%上乗せで、JALマイル還元率1.375%で納税できます！
（セゾンマイルクラブ￥5,500別途必要）
2023年4月1日からのauPayの改悪がありまして、
auPayカード以外のクレジットカードはauPayに毎月5万円までしかチャージできなくなってしまいましたので
auPayでは5万円以下の国税にしか対応できないのが残念ですが
（前の月から準備すれば10万円以下なら対応できるかと思います。）
高額の国税納税であれば
アメックス同様、セゾンプラチナビジネスカードでAMAZONギフト券を購入し
AmazonPayで納税すれば手数料0円！還元率1.125%で納税することができます。
auPayは固定資産税などの地方税の支払いにも使えますので
地方税だとJALマイル還元率1.125%で納税することができます！
海外ラウンジのプライオリティパスも無料でついてくる
コストパフォーマンス最強でかなりおすすめのカードです！
auPayと併用で手数料ゼロ円、
国税（所得税・法人税）ならJALマイル還元率1.375%で
地方税（固定資産税）ならJALマイル還元率1.125%で
納税できるセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめ！
本サイトからの紹介入会で初年度年会費（22,000円）が無料！
AMAZONギフト券12,000円プレゼント！
【2024年3月37,000円】セゾンプラチナビジネスのお得な入会キャンペーン徹底解説！ポイントサイトより紹介プログラムが断然お得！
ただやっぱりネックになるのはauPayのチャージが毎月5万円までというところ
高額納税者にとってはとても面倒です
高額納税者の王道はやはりANA VISAプラチナプレミアムカード
納税額が高額すぎて面倒なことはやりたくない！
という方へのおすすめは
ANA VISAプラチナ プレミアムカード です！
ANA VISAの最上級カード、ANA VISAプラチナ プレミアムカード！
通常の買い物、納税、納税も還元率は1.5%！
100円につき、1.5マイルたまります。 国税も地方税も関係ありません！
気になる年会費ですが、
年会費80,000+消費税10%の8,000＝88,000円になります。
高い！と思うかはあなた次第なのですが、
目安としてマイルに換算して考えてみましょう。
1マイルの価値を平均4円と考えます。
そうすると88,000円分のマイルは88,000円÷4円/マイル=22,000マイル
年間22,000マイル以上貯めるのにいくらかかるかで、年会費が高いかどうかを計算すると、
まず、ANA VISAプラチナ プレミアムカードには、
自動継続すると毎年10,000マイルプレゼント
というボーナスがあります。
なので、
1年間で、22,000マイル-10,000=12,000マイル以上貯めれればお得！
になり、
100円につき1.5マイル貯まりますので、
12000マイル✕100円/1.5マイル=800,000円
年間800,000円以上、納税・買い物すれば年会費は回収！
となります。
またANA VISAプラチナ プレミアムカードには、最上級カードであるプラチナカードの特典てんこ盛りです！
- ANA国内ラウンジ使用可能
- プライオリティパス無料
- コンシェルジュサービス
- 国内・海外旅行保険の自動付帯
- 海外WiFiレンタル・空港手荷物配送の割引
以上のことから、
高額納税者にはANA VISAプラチナ プレミアムカードをオススメします！
【2024年3月15,400マイル！】ANA VISAプラチナ入会で一番お得なキャンペーン、ポイントサイトは？マイ友の並行活用は必須！
所得税、法人税、地方法人税をクレジットカードで支払う方法
参考までに所得税、法人税、地方法人税（国税）をクレジットカードで支払う方法についても説明しておきます
方法と言っても簡単で、国税クレジットカードお支払いサイトにアクセスして指示に従うだけで簡単に支払いができます。
まず、以下を準備してください
- 確定申告書、法人税申告書などの納付情報がわかるもの
- クレジットカード
- スマホまたはインターネットに接続できるPC
次にこちらの
国税クレジットカードお支払いサイトにアクセスしてください
あとは、サイトの指示に従って手続きを進めていくだけですが、
以下の手順になります
- 国税クレジットカード納税サイトに移動
- 確定申告書・法人税申告書・クレジットカードを準備
- クレジットカードの納付手続きの注意事項に同意
- 利用者情報を入力
- 税金選択（所得税、法人税、地方法人税など支払う税金を選択）
- 納付情報入力（課税期間、申告区分、納付税額）
- 決済情報入力（クレジットカードの番号、有効期限、支払い方法（一括、分割）セキュリティコード入力）
- 納付内容確認
- 納付手続き完了
国税の支払いにアメックス納税をおすすめできない理由 まとめ
アメックスで納税すると還元率が半減したり、一部の提携カードは国税では年間300万円までしかポイントがつかない
などのデメリットを解説しましたが
国税であればアメックスでAmazonギフトカードを購入し、amazon payで支払えば
手数料ゼロ円でお得に納税できる裏技を解説しました！
残念ながらこの裏技は国税にしか使えないので、
固定資産税などの地方税の納税も含めておすすめのカードとして
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
- ANA VISA プラチナプレミアムカード
をおすすめしました！
皆様の参考になれば幸いです
最後までお読みいただきありがとうございました！
固定資産税は2023年4月より
全国でクレジットカード払い、スマホ決済ができるようになりました！
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納税できるセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス！
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やはり高額納税者はガツンとアメックス・プラチナカード！
年会費165,000円のアメックスプロパーのアメックスプラチナカードの凄まじい特典はご存知でしょうか？
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